社長と社員のふたりごと#142
社長のひとりごと
笑顔でいる人や家庭には幸せが舞い込んでくるということわざですが、私も「笑」の魅力を感じている一人です。
先日もあるクリニックの窓口で意識して笑みをうかべてお礼を言ったところ、何となくですがその受付の人との距離が短くなったように感じ嬉しくなりました。しかしながら場に合わない「笑」には気をつけなければと思ったこともありました。電話である会社の新人さんの会話で笑いながら返答を受けました。その時はこちらとしては真面目な話だったので笑いながらの返答は解せなったのです。電話のこわさを知ると同時に私自身、相手の感情を傷つける「笑」には気を付けなければと思った次第です。
社員のひとりごと
今回のひとりごとは営業部門 石田 です。
ダイヤモンドオンラインより
森岡毅流「自分の強みを見せつける」方法とは?
サッカーが下手でも、サッカーの戦術分析官になれる
日本の学校教育では、努力して「弱点を克服する」ことが美徳とされてきた。欠点のないオールラウンドな生徒が理想で、凸凹のある生徒は劣等生のように扱われてきた。しかし今はそんな時代ではない。欠点があったとしても、それを上回る長所があるならば、そこを努力して伸ばすべきなのだ。
森岡氏の理論を聞いて、思い当たったニュースがあった。関西サッカーリーグ1部の「おこしやす京都」に、龍岡歩という戦術分析官がいるのをご存じだろうか。実は彼は、もともと運動神経が悪く、サッカーも苦手だったという。しかし、サッカーの試合を見たり、サッカーのゲームをやったりして戦術を分析するのが何よりも好きだった。国内外を問わず年間1000試合を観戦し、戦術を分析したレポートをブログに書きまくった。やがてそのブログは話題になり、クラブチームから戦術分析官として招かれるまでなった。そしてチームは見事に成績を上げているという。彼が好きだったのは、「サッカー」そのものではなく「サッカーの戦術を分析すること」だったのだ。それが見事に仕事につながった好例だろう。
考えてみれば「自分の強さを見つけて磨け」という森岡氏の思想は、個人のキャリアの話だれではなく、ビジネスにも生かされている。刀は実際に、支援先企業のビジネスで実績を上げているのだ。
西武園ゆうえんちは「古さ」という武器を発見して、「昭和の商店街」をつくり、再興した。
ネスタリゾート神戸は、「自然しかない」という特徴を逆手にとって、「大自然の中のテーマパーク」に生まれ変わった。
あなたがコンプレックスに思っていることは、もしかしたら際立った個性かもしれない。
「己を知る」ことから全ては始まるのだ。
「ナスビには、ナスビに適した土壌があるということです。ナスビを合っていない土壌の事情に無理矢理合わせたり、ましてやキュウリにしようとしてもダメ。それをやってしまうと、ナスビはただ残念なナスビになってしまう。自分がナスビなら立派なナスビへ、キュウリなら立派なキュウリになるように、ひたすら努力を積み重ねれば良いのです。」
感想
考え方として弱点を克服するのではなく、強みを磨くという発想に共感を受けました。
広範囲を知るオールラウンドよりも、得意な分野に特化するというのもお客様のお役に立つという目的を達成するための手段になるのかなと感じました。