社長と社員のふたりごと#124
社長のひとりごと
9月下旬に韓国からの私の友人夫婦が1週間、ホームスティしました。日中、仕事をしている私は彼らが生活しやすいよう家の鍵を渡し、バスや市電を利用して美術館、大通公園、デパートなど、自由に歩いてもらいました。時には1時間以上も散歩を楽しんでいた様子でしたが、私たちには日頃、見慣れた光景でも彼らには物珍しいそれに映ったようです。 たくさんの唐辛子を持ってきてくれて即席キムチを作ってくれたり、最後の夜はお礼にごちそうしてくれるということで環状通の「讃岐うどん」のお店に行き、庶民の味を堪能した次第です。家にゲストを迎える事は緊張すると思われるかもしれませんが、見栄を張る私にとっては家の整理整頓ができましたし、彼らも帰国前日には床掃除もしてくれたので普段よりはピカピカの床になり、かえって助かりました。このような小さな民間外交を楽しむことができたのには「気取らない、見栄をはらない」お互いの見えない共通のポリシーがあったからだと思っています。
社員のひとりごと
今回のひとりごとは土田(配達部門)です。
西鉄バス、運転手不足解消へ自動運転技術確立急ぐ
R5 7/6WEB読売新聞オンラインより引用
西日本鉄道が、国内最大規模の保有台数を誇るバス事業で、最新技術の導入や脱炭素化への対応を加速している。慢性的な運転手不足や、環境配慮に対する意識の高まりといった社会的な変化が背景にあり、改革を進めることで経営効率化につなげる狙いもある。
(橋本龍二)
西鉄は5日、福岡空港で進めている自動運転バスの実証実験を報道陣に公開した。国内線と国際線の両ターミナル間を結ぶ片道約1.4キロの道路を走る大型バス(定員79人)で、事前にプログラミングされた設定に従い、一般客を乗せずに時速34キロ・メートルで走行した。緊急時に備えて運転手は着席していたが、ハンドルからは手を離していた。
西鉄は2020年に北九州市内で小型バスと中型バスの自動運転の実証実験を実施し、22年には福岡空港で大型バスの実験にも着手。今年6月から進めている現在の試験走行では、悪天候でも問題なく運行できるかなどを確かめる。
西鉄が自動運転技術の確立を急ぐ背景には、深刻な運転手不足がある。西鉄はグループ全体で約2600台のバスを持つが、十分に人員を確保できていないのが実情で、20年には運転手不足を理由に路線バスの減便に踏み切った。「経営効率化を図りながら運転手不足の改善につなげていく」(林田浩一社長)ことが不可欠で、まずは25年に同空港の自動運転バスを実用化したい考えだ。
所感
周囲でもバスの減便の話を耳にすることが多くなりました。要因の一つには人手不足
があるようです。記事のようなAI、コンピューターシステムの普及が対策の一つとなっていく中、人の仕事が奪われて行くのでは無く、共生して行く社会が望まれます。