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社長と社員のふたりごと#123

2023-09-20

社長のひとりごと

先日、車の中でラジオを聞いていました。話題は「変化」という言葉です。日々、世の中、変化しているのは誰でも感じている中、その変化に対して挑戦するのも「人」、逆にストレスを感じるのも「人」だという事でした。世の中の変化の凄まじさは人それぞれによって捉え方は異なるのだと思います。その変化に乗っていこうと思う人、自分は自分と考えてその変化に無関心を装う人...自分はどちらかというとストレスを感じないまでも挑戦しているのかと言えば?です。変化を回避することは出来ませんが、自分ひとりだけ「変化」を意識しても無駄のように感じます。コミュニティの一人として家族、会社、友人との輪の中で共に意識し、挑戦しながら前向きな姿勢で毎日を送りたいものです。それには会話が必須ではないでしょうか?会話は魔物です。ですが、どんな贈り物より人の心に伝える力は大いにあると思いますが、あなたはどう考えるでしょうか?

社員のひとりごと

今回のひとりごとは佐藤淳優(配達部門)です。

ラピダスに建機・人手が集中 北海道新幹線延伸工事にも影響

R5 8/21WEB版北海道新聞配信より引用

次世代半導体の製造を目指すラピダス(東京)が9月に千歳で工事建設を始めるを前に

道内の大型工事で「建設機械や人手が不足する」との懸念が強まっている。2025年1~3月に試作ラインを確実に稼働させたいラピダスが相場以上の単価を示したり作業員確保で先行したりしているためだ。道内では札幌での再開発や北海道新幹線の延伸に加え大規模な洋上風力発電所の建設ラッシュも見込まれる。

降って湧いた「ラピダス需要」の経済効果は大きい一方他が滞りかねない状況が続きそうだ。

「ラピダスの工事単価は他より10~15%高い水準だ」道内のクレーン工事大手、電材重機(室蘭)の上村社長はこう明かす。大量の資材をつり下げて運ぶためラピダスの工事現場では大小のクレーン30~40台が今後約1年半に渡って必要となる。

大型工事はクレーンがなくては進まない。杉本運輸(小樽)も保有する61台はほぼフル稼働が続く。杉本憲昭社長は「ラピダス着工後は」道全体のキャパシティを超える仕事量になるとみる。

道内の同業者から借りたくてもどこも機材が余っていない。運転手不足もボトルネック(妨げ)になっている(杉本社長)という。

ラピダスの工事開始により人手不足にも拍車がかかっている。11月以降ラピダスの工事建設に下請けとして参加し数十人の作業員を送り込む札幌市内の中堅建設会社の社長は「今秋以降は引き受けられる工事の量はかなり限られる」とため息をつく。札幌市内の工事を並行して進めるためには宿泊費など追加費を用負担してでも道東など各地から人を集めざるを得ない状況だ。

道内の建設業の就業者は21年度時点で約21万人でピーク時より約4割減っている。もともと人繰りが厳しい中道内の中小建設会社の業界団体北海道鳶土木工業連合会(札幌)の所属企業にもラピダスの現場に百人単位で作業員を求める依頼が寄せられている。同連合会の鈴木辰敏会長は「ラピダスに振り切れば他の仕事に対応できない。各社とも難しい選択を迫られる」と指摘する。

札幌で再開発に関わる大手不動産会社の担当者は「国の潤沢な補助金で工事を進めるラピダスと純粋な民間企業では採算意識が全く違う。人や機材を札束で集められるととてもかなわないとこぼす。ラピダスを巡っては建設や設備工事を含め最大6千人の作業員が従事する。道内の建設コストが上昇し当初計画の延期や縮小に追い込まれるケースもありそうだ。

「ラピダス工事の影響をもっとも受けるのは新幹線の延伸工事だ」(建設工事会社社長)との声も上がる。国や自治体が建設費の一部を負担していることもあり工事単価をすぐに引き上げるのは難しいからだ。「需要過多の中で建設会社はより多くの収益が見込める工事を優先する。単価も引き上げなければ人も機材も集められるず誰も手を上げない工事が出てくる」と見通す。

 

感想

どの分野にても人手不足は深刻な問題と改めて再認識いたしました。

この先数年後か数十年後重機を操縦する人・資材を運搬する運転手

現場で作業する技術者早く一人でも多く若い人の後継者が必要性を感じました。

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