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社長と社員のふたりごと#144
社長のひとりごと
会話の相手が得意げに話す話題がすでに自分が知っていた時、あなたは「知っていたよ」「そうでしたね」「知っていました」と返すことがありますか?親しい友人関係であれば「そうそう・・・」と話が盛り上がることもありますが。
私はこのような場合、相手が自慢げに話してくれる人にはすでに知っていても「そうでしたか?」と話すようにしています。「そうでしたね」「知っていました」と言うよりせっかく教えようと思っている相手の気持ちを考えての事です。
但し、ケースは異なりますが、社員に厳しい私は私からの質問に「知っていました」とかえしてくる社員には「であれば前もって報告がなかったのはなぜなのか?」と聞き返すようにしています。
情報を得た場合、その情報をいかに処理するか、そして拡販してよいのか問われるのが現代の課題だと思います。人の口は怖いの時代はもう過ぎ去りSNSに気をつける必要になり、スピードは目まぐるしい時代です。情報を得たい、話題にしたいのは皆さん同様だと思いますが、はたしてその情報の信ぴょう性はどうなのかも考える必要があると私は思います。
社員のひとりごと
今回のひとりごとは
営業事務部門佐藤です。お金とはなにか?幸せとお金の関係
anan 6月号より
皆さんにとってお金とはどういう存在でしょうか?
自由を得ることができるもの、やりたいことや将来の選択肢を増やしてくれるもの、怖さがあるもの…。十人十色の価値観があると思いますが、ほとんどの人に共通するのは
「お金は大切にしないといけないもの」という概念だと思います。
では、お金を大切にするとはどういうことなのかを考えてみると、自分が幸せになるために使うことに尽きるのではないでしょうか。ただ貯めるのではなく、話題のスイーツや欲しい洋服を
買う、旅行など好きなことをする、誰かにプレゼントをあげる…。さまざまな場面でお金を使うのは、それによって自分が幸せになれると感じるからではないでしょうか。
人は幸せになるために生きるのであって、お金のために生きるのではありません。
お金はあくまでツールであって、それをうまく使いこなして幸せになることが重要なはずなのに
使い方がわからず、お金が目的になってしまっている人が多いと感じています。
世の中がシェアリングエコノミーにシフトしつつある現在、家や車などを所有しない生き方が可能になってきました。以前と比べてたくさんのお金を貯める必要はなくなったはずなのに、欲がなくなったり、お金にまつわる不安が解消されたという人は少なくないのではないかと思います。それは、自分が幸せな人生を送るために必要なお金がいくらなのか、イメージできていないからに他なりません。人は漠然とした不安があるとお金を貯めようとしますが、その考え方だと不安が解消されるまで貯め続けることになります。そうやってお金に支配されないためには、まずは自分が幸せな状態をイメージしてみる。そして、そのために必要な金額について考えてみる。そうすることで初めて、お金を貯める意味合いが出てくると思います。
一昔前であれば、結婚する、子供を育てる、家や車を買う、そして退職したら退職金がはいる。といったライフプランやお金の使い方が典型的でしたが、生き方や働き方が多様化した今、幸せの定義も変わってきています。そこで求められているのは、自分にとって持続可能な幸せの定義を見つけていく事なのだと思います。例えば、自分を本当に幸せにしてくれるものと、実はそこまで幸せにならないものとを仕分けしてみる。幸せにならない部分については、節約を意識してみる。そうやって少しずつ自分を幸せな状態に持っていくことができる物事を探り、そのための取捨選択をすることで自分に必要なお金や、自分にとって理想のお金との付き合い方がみえてくるのではないでしょうか。
消費だけでなく、貯蓄や投資、寄付などもそうですが、人生を豊かなものにしていくお金の使い方は、いろいろな選択肢があります。そのためにも、まずは自分の幸せについて関心をもつことが大切なのではないかと思います。
【感想】
お金の使い方は人によってさまざまで、幸せと感じる事柄も人それぞれであるようにお金がたくさんあるのは幸せになれる一歩だとは思いますが、そればかりではないとも思います。
私は自分で得たお金でときどき贅沢をして、身の丈にあった生活ができればいいなと思っています。