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社長と社員のふたりごと#105

2022-01-20

社長のひとりごと

新しい年になりました。昨年12月に白石区米里に移転しましたが、当地

は新事業所機能として扱い、本社としては以前の北3西1のため登記には変更ありません。札幌中央郵便局私書箱102号も変更はありません。何卒、よろしくお願い致します。

社員のひとりごと

今回のひとりごとは石田健次(営業業務)です。

東洋経済オンラインより引用

「真実はいつもひとつ…」とある名探偵ぼうやのセリフです。実は「真実」は沢山さんあり、一つしかないのは「事実」の方です。「事実」も「真実」も似た言葉ですが、言葉の使い方に若干のズレがあります。「周知の事実」という言葉がありますが、「周知の真実」という言葉は聞いたことがありませんし、「事実無根」はよく聞きますが、「真実無根」とは言いません。「事実」は、実際に起こった事柄を指し、「真実」にはその事柄に対する人の解釈が入っています。「事実」が客観的ですが、「真実」は主観的です。つまり、「真実」は、「事実」に関わった人の数だけ存在していると言えます。「事実」なのか「真実」なのかを見極めるということ、「事実」を「事実」のまま受け取るのは非常に難しい話です。

「コロンブスがアメリカ大陸を発見した」のは、ぼくはかなり主観が入っているので「事実」だとは思っていません。先住民はアメリカ大陸発見どころか、以前よりそこに住んでいたわけです。発見したのはコロンブス側の「真実」であって、先住民側の「真実」は、船に乗ってお客さんが来た程度だと思います。つまり、「アメリカ大陸を発見した!」というのは、少々誇張しすぎです。「アメリカ大陸にたどり着いた」と語るよりも「アメリカ大陸を発見した!」と語ったほうが人々の印象に刻まれ易いわけです。しかし、「真実」には人の意見が混ざっていて巧みな印象操作をしようとしている可能性があります。

一番伝えたい事は「きちんと事実を捉えて、自分なりに解釈し真実を作る事が重要」であり、他人の「真実」は他人なりの解釈であって自分の意見ではありません。つまり、自分の考えを持つことなく、他人の意見に流されるのは人として劣化を招くという事です。

「事実」という現実と向き合って自分の意見を持つことや、ご提案ができるように頑張っていこうと改めて思いました。

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